本校は、平成30年度に文部科学省から「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の指定を受けました。この事業は、「将来の国際的な科学技術関係人材を育成するため、先進的な理数教育を実施する高等学校等をスーパーサイエンスハイスクールとして指定し、学習指導要領によらないカリキュラムの開発・実践や課題研究の推進、観察・実験等を通じた体験的・問題解決的な学習等を行う」(文部科学省ホームページより)ものです。
生徒研究活動発表会を実施しました。
10月19日(月)に、第4期SSHの指定では最初となる「コアテーマ型課題研究」の発表会をリモートで開催しました。
「コアテーマ型課題研究」とは、グループ毎に研究を行うだけでなく、複数のグループが集まって、さらに上位にあるコアテーマの課題解決を目指す研究です(図参照)。普段は本校教諭が研究の指導を行っていますが、大学教授などの研究者に、3年間継続的にメンター指導を行っていただき、発表会当日も指導・助言を頂きました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、3年生はコアテーマ毎に会場を設け、1、2年生はそれぞれ別の会場で、保護者や他校の生徒および教諭は、自宅や自校内など、それぞれの場所から、希望する発表をリモートで視聴しました。質疑応答の時間には大変活発な意見交換が行われました。
若狭湾エネルギー研究センター研修を実施しました。
10月2日(金)に、高校2年生の希望者が若狭湾エネルギー研究センターで、7つの講座に分かれて実験等を行い、その後、実験結果等をプレゼンテーションソフトでまとめ発表し、活発な質疑応答を行いました。
講座
「環境水等に含まれる微量金属分析」「プログラミングと近似計算の基礎」「電子顕微鏡によるミクロ組織の観察」「アルデヒド脱水素酵素の遺伝子型判定」「β線とγ線の吸収曲線の測定」「金属の蒸発と薄膜生成実験」「放射線による細胞内のDNA損傷の検出」
高校3年生のグループが日本金属学会で発表を行いました。
9月15日(火)に、高校3年生のグループが日本金属学会でリモートによるポスター発表を行い、学会の方々から貴重なアドバイスを頂きました。
発表タイトル:「銅アンモニアレーヨンと使用される金属イオンの関係」
課題研究タイトル一覧
平成15年度から今年度までに全国各高等学校等から本校に送付されてきた「生徒課題研究報告書」や生徒研究発表会の要旨集に収録されている課題研究のタイトル(約1万タイトル分)を掲載しました。
詳細は以下で御覧ください。
令和2年度 福井県立高志高等学校 生徒研究活動発表会 観覧参加募集