Q&AQuestion and Answer

学習について

高校の授業内容を先取りした教育が行われていると聞くが、授業進度は速くないのか。
高志中学校では、7限目を行う日を設けるなどして、3年間で学習する授業時数を、他の中学校に比べて多く確保し、その時間を利用して、高校で学習する一部教科について中学校で学習しています。具体的には、高校で学習する「数学Ⅰ」や「数学A」、「生物基礎」などを、中学校3年生で学習しています。ですから、日々の授業の進み方自体が速い訳ではありません。
    
他の中学校と比べてどれくらい授業時数が多いのか。
1週間当たり中1と中2で3時間、中3で4時間ずつ授業時数を増やしています。中学校3年間で350時間多くなります。各教科の授業時数は、以下の表の通りです。

授業時間

毎週土曜日に授業を行うのか。
各学年で年間2~3回、土曜活用授業を行います。この授業では県外の中高一貫校で経験を積んだ教員をスーパーティーチャーとして招き、数学や理科などの特別授業を行います。
授業時間が多く、先取り学習もしていて、授業についていけるか心配だが。
基本的生活習慣や学習習慣が身に付いていれば、特に心配はありません。予習し、授業に集中して臨み、復習や宿題を毎日行えばついていけます。学習面のサポートが必要な生徒に対しては、放課後に学習会を開いています。定期試験の前や長期休業中には理解が不十分なところを復習する機会も設けています。
高志高校では家庭学習を重視していると聞いているが、高志中学校でも宿題が多いのか。
在校生の複数の生徒に聞いたところ、平日の場合、宿題に要する時間は1~2時間とのことでした。高志中学校は、他の中学校よりも授業時数が多いので、それだけ宿題や予習なども多くなります。高校はもちろん、中学校でも家庭学習が重要ですので、小学校の間から机に向かう習慣をしっかりと身につけるようにしましょう。
高校受験がないために中だるみは起こらないのか。
中高一貫校では中学校3年生の時に中だるみが懸念されますが、他の中学生が高校に入るための受験勉強をしている時期に、本校では、高校や大学で求められる問題発見・課題解決力などを身に付けるための卒業論文作成や海外研修(シンガポール)を行います。また他の中学校のように部活動の引退はなく、中学校卒業まで活動しています。希望者は、高校の部活動に仮入部して活動することも可能です。そのため、中だるみすることはありません。
一貫教育のデメリットは何か。
高校入試を経て入学した高校でも、3年間で、ある程度の学力差が生じますが、中高一貫教育の6年間ではさらに差が広がることが一般的です。本校では上位層をさらに伸ばしつつ、同時に、定着の不充分な生徒に対しては、放課後に学習会を開いたり、定期試験の前や長期休業中に補充授業を実施したり、日々の授業でこまめに宿題を確認したりするなど、丁寧な指導を行っています。

特別活動(学校行事等)について

他の中学校との交流はあるのか。
部活動の大会やコンクールに参加したり、他校と合同で探究活動の発表会を開催したりしています。
中学生と高校生が交流することはあるのか。
学校祭をはじめとして、生徒大会、新入生の対面式などの行事を合同で行っています。高志中を卒業した高志高生を招き、学習面や生活面のアドバイスを受ける意見交換会もあります。また、全国レベルで優れた成果を収めた生徒(高校生など)が中学生に対して経験談を紹介するなど、中高生の交流の機会をさらに増やしていく予定です。
高校生と一緒に行事に取り組むと、活躍の場が限られるのではないか。
中学校独自の生徒会・委員会や、宿泊研修、高志学発表会など中学校独自の行事があり、中学校独自の生徒会・委員会や、宿泊研修、高志学発表会など中学校独自の行事があり、中学生が主体となって活動する行事も多くあります。高校と合同の学校祭では、中学生が自作自演する全員ミュージカルを披露しています。また、中学作り物では、高校生の考えたコンセプトと統一感を保ちつつ、中学生のオリジナリティが出せるよう、リーダーシップとクリエイティビティを発揮してマスコットを作っています。

部活動について

現在、どのような部活動があるのか。また、今後、新たに開設したり、廃止されたりする可能性はあるか。
運動部9、文化部5の計14の部が活動中ですが、このうち、サッカー部と書道部は新入部員の募集を停止しています。(部活動のページをご覧ください)
今後10部程度まで削減しますので、入学時点もしくは入学後に廃止される可能性があることにご留意ください。
部活動は中学生と高校生は一緒に活動するのか。
文化部は、原則一緒に活動します。運動部は、ボールの大きさが違ったり体格差があったりするために一緒に活動できないものがあります。その場合、練習場所や時間を分けて行っています。
中学校で取り組んでいた部活動を、高校で変えることはできるか。
そのまま続けることもできますし、変更することもできます。社会体育やクラブチームへの参加についても配慮します。

クラス編成について

高志中学校から高志高校に進学する生徒と他の中学校から入学する生徒は、同じクラスになったり、同じ授業を受けたりするのか。
現在、高校1,2年生では、高志中学校から進学した生徒と、他の中学校から入学した生徒は別々のクラスで学校生活を過ごしています。
高志中学校では一部の教科で高校の内容も学習していますので、数学や理科など進度が違う教科については、別々に授業を受けていますが、芸術や体育などは、同じ授業を受ける場合もあります。
平成30年度から、高志高校は進学型単位制を導入しており、高校生は希望する進路に応じて、選択して授業を受けています。とくに高校3年生では、高校から入学した生徒と同じクラスになったり、同じ授業を受けたりする場合があります。
中学校の段階で文系・理系に分けるのか。
高校2年生から分ける予定です。

進路について

高志中学校を不合格になった場合、地元の公立中学校に入れるのか。
入れます。
学業不振のため高志高校への進学が認められないことはあるのか。
ありません。高志中学校の生徒は入学試験を受けることなく高志高校に進学します。
進学する高校は高志高校に限るのか。何らかの理由で高志中学生が高志高校以外の高校を受験することはできないのか。
原則として、高志中学校の生徒は高志高校に進学します。将来の進路希望が変わったことにより高志高校以外の高校を受験することも可能ですが、その場合には合否に関わらず高志高校へ戻ることはできません。

教職員について

高志中学校はどのように教員を配置しているのか。
すべての教員が中学校と高校を兼務しているため、高校の教員が中学校の授業を、あるいは中学校の教員が高校の授業を担当することがあります。それぞれの高い専門性を活かせる工夫をしています。
また、他県の中高一貫教育校での勤務経験者や授業名人などを配置しています。
教員は6年間持ち上がるのか。
全ての教員が持ち上がるのは難しい場合もありますが、中学校と高校の壁をなくして継続的な指導をしています。
体や心の変化が大きい中学生に対する体制はどうなっているのか。
保健室や教育相談室を中学校、高校でそれぞれ設置しています。スクールカウンセラーも配置し、悩みや相談に対応します。

入学者選抜について

適性検査ではどのような力が求められるのか。
「知識」よりも「考える力」や「表現する力」に重きを置いて出題します。フランシスコ・ザビエルを例にすると、「この写真の人物は誰ですか」「この写真の人物がキリスト教を日本に伝えたのは何年ですか」というのが知識を問うタイプの質問。「この人物が日本に来た理由を書きなさい」「もしあなたがザビエルの活動をサポートするなら、どのような行動を行いますか」というのが思考力を問うタイプの質問になります。
問題を解くにはもちろん知識は必要ですが、その知識を組み立てて答えを求めるタイプの問題を中心に出題します。
入学定員に男子と女子の定員枠や市町や中学校区など地域による合格者数の制限はあるのか。
入学者選抜は男女別の定員を設けず実施していますので、適性検査の結果によって男女の合格者数は変わります。また、地域により合格者数の制限を行うこともありません。
入学者選抜について、適性検査等はどれくらいの時間で行うのか。
令和元年9月中旬発表予定の「令和2年度福井県立高志中学校入学者募集要項」等を参考としてください。(9月中旬以降に福井県のホームページに掲載される予定です。)
適性検査Ⅰ,Ⅱ,Ⅲについては平成31年1月実施のものと同様、それぞれ50分で実施し、令和2年1月から作文に変えて実施する面接については、集団面接で,15分程度で実施する予定です。
小学校の調査書(内申書)は必要になるのか。またどのように利用されるのか。
各小学校で作成し、保護者を通じて提出してもらいます。小学校での学習や生活の様子を知るための参考資料として扱います。
願書提出後に大きなけがなどをしたとき、配慮申請書の扱いはどうなるのか。
このような場合は、まず県庁高校教育課に連絡してください。必要な手続きについてご案内します。
志願者は適性検査のためにどんな準備をしていたのか。
第一期生へのアンケートによると、7割程度の生徒は適性検査に向けて、書店などで購入した問題集で勉強したり、読書量を増やしたりしていました。また、定期的に塾に通った生徒も5割程度いました。
   

その他

高志中学校の学費はどうか。
授業料も教科書も無償です。ただし、教科書以外の教材や高校の内容を学習する際に使用する教科書等は費用が生じますが、6年間では他の中学校・高校と同じくらいでしょう。
令和元年度の中学校1年生は、研修旅行積立金として月9,000円、PTA会費、学年会費、生徒会費などとして月平均5,000円、給食費として月平均6,000円程度が必要になります。
また、入学時には、制服・体操服や教材などで約10万円が必要です。
学生寮などで一人暮らしをさせることはできるか。
中学生が保護者と離れて生活するのは難しいと考えています。保護者と同居していることが入学の条件となり、寮をつくる予定はありません。

※ 令和元年9月、追加・変更。