本校は、平成30年度に文部科学省から「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の指定を受けました。この事業は、「将来の国際的な科学技術関係人材を育成するため、先進的な理数教育を実施する高等学校等をスーパーサイエンスハイスクールとして指定し、学習指導要領によらないカリキュラムの開発・実践や課題研究の推進、観察・実験等を通じた体験的・問題解決的な学習等を行う」(文部科学省ホームページより)ものです。
令和3年度 福井県合同課題研究発表会(二次案内・発表参加募集)
「令和3年度 福井県合同課題研究発表会」を以下のとおり開催します。
・期日 令和4年3月13日(日) 13:30~
・会場 福井県立高志高等学校(JR福井駅東口より徒歩10分)
・発表形式 分科会発表(オンライン参加可),ポスター発表(オンライン参加不可)
・発表時間 分科会発表:1件あたり発表時間10分+質疑応答5分
ポスター発表:前後半各30分のいずれか
発表参加を御希望の方は,以下の申込書をダウンロードし、必要事項を入力したデータを高志高校研究部(ssh@koshi-h.ed.jp)まで送信してください。令和3年12月17日(金)までにお申し込みください。
令和3年度福井県立高志高等学校「SSH課題研究発表会」を開催します
地学野外実習を実施しました
11月3日(水・祝)に、「地学野外実習」を実施しました。
1・2年生から希望者を募り、吉澤康暢先生(元福井市自然史博物館特別館長)の御指導の下、坂井市三国町(越前松島付近)から越前海岸(福井市茱崎町付近)の海岸沿いの露頭を観察し、一千万年以上前に起こった地殻変動について学習しました。生徒たちは、吉澤先生の専門的知見からの解説(岩石の化学組成、付近の山全体の形状を含めた地形の解説等)を聞きながら、熱心に観察していました。
SSH講演会を開催しました。
9月9日(木)に、新潟大学の野口里奈先生を講師にお招きし、「福井を飛び出て見た世界 ― 火星、リュウグウ、南極 ―」のテーマでSSH講演会を開催しました。高校生・中学生の全学年を対象とし、オンラインで実施しました。
野口先生は、高志高校のOGで、大学では惑星火山学を専門に研究されています。2018年4月からJAXA宇宙科学研究所の研究開発員として、小惑星探査機「はやぶさ2」のプロジェクトチームにも携わられ、小惑星リュウグウの試料が入ったカプセルの探索・回収の任務を担われました。
講演では、火星と火山の研究をはじめたきっかけや、火星表面に見られる“ルートレスコーン”という地形など、ご自身の研究を中高生にもわかりやすく説明していただきました。
また、「はやぶさ2」プロジェクトチームでの苦労話や、11月から参加される南極地域観測隊での研究など、研究の大変さや奥深さ、一途に研究をすることの大切さが伝わる講演でした。
質疑応答では、宇宙への関心の高さを感じられる質問や、野口先生の研究内容をさらに知りたいといった質問が出されました。今回の講演会を通じて、生徒たちは、科学への興味や、課題研究に対する意識をさらに高めることができました。
「全国高校生プレゼン甲子園」予選突破!
今年初めて開催される「全国高校生プレゼン甲子園」に、高志高校からは22チームが、それぞれの主張を込めたプレゼン動画を作成して応募しました。応募総数400チームを超える中から予選通過は10チームだけという激戦でしたが、2年生の中川泰希さんと西野拓実さんのチームが、みごと予選を突破しました。
二人は「コロナ禍でのコミュニケーションロスへの対応」というテーマでプレゼン動画を作成しました。その中で、各自がネット上にアバターを所持し、アバター同士が出会う際にオンライン通話ができるシステムによって、偶発的・流動的なインフォーマル会話の機会を生み出して減少したコミュニケーションを補う、という提案が示されました。
8月28日に開催される決勝大会でのお二人の活躍に期待します。
※決勝に進出した10チームの動画は、以下のページから視聴することができます。
決勝進出チームのプレゼン動画は、「こちら」