本校は、平成30年度に文部科学省から「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の指定を受けました。この事業は、「将来の国際的な科学技術関係人材を育成するため、先進的な理数教育を実施する高等学校等をスーパーサイエンスハイスクールとして指定し、学習指導要領によらないカリキュラムの開発・実践や課題研究の推進、観察・実験等を通じた体験的・問題解決的な学習等を行う」(文部科学省ホームページより)ものです。
令和4年度 福井県立高志高等学校 生徒研究活動発表会 観覧参加募集
「令和4年度 福井県立高志高等学校 生徒研究活動発表会」を以下のとおり開催します。
・期日 令和4年7月4日(月) 12:50~15:50
・会場 高志高校(教室、体育館)
・発表形式等
□□高校3年生の全63グループが『Googleスライドを用いた口頭発表』
□□および『ポスター発表』を行います。
□□本校生徒保護者、県内の小中学校・県立学校の児童生徒・教職員等、
□□県外高校等の教職員等の方で観覧参加を希望される方にはZoomによる
□□オンライン配信を行います。
観覧参加を希望される方は、実施要項に記載のURLまたは
QRコードで申込フォームを開き、
令和4年6月27日(月)までにお申し込み(送信)ください。
研究開発実施報告書・第4年次および「探究の手引き」、「探究活動の各フェーズにおけるルーブリック」を掲載しました。
「平成30年度指定SSH研究開発実施報告書・第4年次」(「要約」および「成果と課題」)を掲載しました。
また、「福井県立高志高等学校SSH研究の手引き」、「福井県立高志高等学校SSH探究活動の各フェーズにおけるルーブリック」を掲載しました。
それぞれに掲載の内容は以下のとおりです。全国の高等学校の探究活動に御活用いただけると幸いです。
「探究の手引き」
・本校課題研究の流れ
・研究ノートの使い方
・先行研究の調べ方
・発表要旨、論文等の書式
・各種コンテスト等の情報
・福井県立高志高等学校SSH探究活動の各フェーズにおけるルーブリック
・福井県立高志高等学校SSH課題研究チェックリスト
「福井県立高志高等学校SSH探究活動の各フェーズにおけるルーブリック」
・研究の各フェーズにおけるルーブリック
※本ルーブリックは、兵庫教育大学の徳島祐彌助教の指導を受けながら作成したものです。
【第4期】
4年次(令和3年度) 要約 成果と課題 探究の手引き ルーブリック
3年次(令和2年度) 要約 成果と課題 探究の手引き 課題研究チェックリスト 課題研究タイトル一覧
【第3期】
KoA-R・ⅠとKoA-S・Ⅰの「メンター指導」を実施しました。
3月18日(金)に、KoA-R・ⅠとKoA-S・Ⅰの「メンター指導」を実施しました。
生徒が取り組む課題研究について、メンターの先生から指導と助言をいただきました。生徒達はタブレットを用いて、今年度の取組の進捗状況について報告を行うとともに、今後の研究を進める上で効果的な実験の方法や、リサーチの仕方についてメンターの先生に質問を行いました。メンターの先生からいただいた指導・助言を活かし、今後一層、研究内容が深化することが期待されます。
東京大学 中須賀真一先生による講義を実施しました。
3月19日(土)、東京大学の中須賀真一先生を講師に、「超小型衛星の研究」についての講義をいただきました。高校1・2年生の希望者18名が参加し、オンラインで実施しました。
講義では人工衛星やロケットに関する基礎的な知識から、現在の宇宙技術の進歩とそれらが地球規模の課題解決の糸口となる可能性をわかりやすく説明していただきました。東京大学の学生による超小型衛星の開発について、部品集めや過酷な宇宙環境に適応するための実験など、具体的な試行錯誤の過程を教えていただき、失敗を通して新たな発見をし、チャレンジすることが研究にとって重要であることを実感することができました。
質疑応答では、超小型衛星に関する質問やこれからの宇宙開発についての質問が多く出され、活発な議論となりました。今回の講義を通じて、宇宙工学への興味や、課題研究に対する意識をさらに高めることができました。
「京都大学サイエンスフェスティバル2021」で「優秀ポスター賞」を受賞しました
「京都大学サイエンスフェスティバル2021」のポスター発表で、本校生徒研究グループが「優秀ポスター賞」を受賞しました。
「京都大学サイエンスフェスティバル」のポスター発表には、毎年、東京都、石川県、福井県、京都府、大阪府、兵庫県の各都府県で選抜された代表6校が参加しています。
福井県では、SSH指定校4校の中から発表者を募り、大学教授などの審査を経て福井県代表を決定しています。今年度は、本校から出場した研究グループ(岡部 真季さん(2年)、清川 藍さん(2年)、西見 美里さん(2年))の「水面に浮遊している物質の動き方に関する研究が、将来性がある研究である」との審査員全員一致の評価を受け、福井県代表に選ばれました。
3月12日(土)に京都大学で行われたポスター発表でも、本校生徒は自分たちの研究がうまく伝わるよう、実物を持参して実演したり、動画を見せたりしながら発表しました。その結果、参加6校のうち1位となる「優秀ポスター賞」を受賞しました。これは福井県としては、過去最高位の受賞でした。