第69回福井県立高志高等学校卒業証書授与式が挙行されました。

3月1日、福井県教育委員会から田中宏明様、PTA会長の山口洋和様をはじめとして多数のご来賓の方々にご臨席を賜り、第69回福井県立高志高等学校卒業証書授与式が挙行されました。

平松校長は式辞の中で、「すべての分野においてデジタル化が進んでいく中で、アナログである部分も大切にしてほしい。本校ではSSH・SGH事業を通して、論理的思考能力を身につけていこうとする取り組みがなされているが、人を説得するにはどうしても理詰めだけではうまくいかない部分もある。相手の心理状態や感情なども考慮に入れて、真のコミュニケーション能力を身につけていくべきである。また、校訓である「克己・創造・敬愛」を胸に刻み、調和のとれたリーダーとなって今後活躍してほしい。」と卒業生を励ましました。
卒業生を代表して、大畑颯人さんは答辞の中で、同級生、後輩、教員、両親に対して、それぞれ飾り気のない素朴な言葉で深い感謝の意を表現しました。その素直な気持ちに一同共感し、会場は感動の渦に包まれました。

理数科38名、普通科258名、合計296名の卒業生が、それぞれの夢の実現に向けて、3年間を過ごした学舎を旅立ちました。