「令和7年度研究機関研修」を実施しました
令和7年度研究機関研修を実施しました。
7月30日(水),31日(木)の両日にわたり,最先端の科学技術や研究の現場に触れ,科学的知識や科学研究に対する理解・興味関心の向上を図るため,希望した生徒31名が中京方面での研究機関研修に参加しました。
1日目の「自然科学研究機構 核融合科学研究所」では研究所の沿革ならびに核融合研究の歴史について中野治久先生より講義をいただきました。施設見学では、制御室やプラズマ真空容器等について研究員の方に詳細な解説をいただきました。予定していた質疑応答時間を超えて御対応いただき,意欲的に先端研究への理解を深めました。ホテルでは夕食後に事後研修をグループごとに行いました。
2日目の午前は「トヨタ会館」を訪問しました。最新の科学技術や未来の社会に向けたトヨタの取り組みについて学び,科学技術がどのように社会を変えていくのかについて深く考えるきっかけとなりました。午後からは,「名古屋大学/トランスフォーマティブ生命分子研究所」を訪問しました。本校卒業生である同研究所 南保正和 特任准教授から大学紹介と有機化学について、生命農学研究科 大川妙子 准教授から動物学について、同研究所 土屋雄一郎 特任教授から植物学について、同研究所 佐藤良勝 特任准教授からイメージングについて講義をいただきました。また,大学教員や大学院生から国際学会での発表や大学生活についての話も聞かせていただき,大学入学後の研究のイメージを膨らませました。ラボツアーでは分野毎に異なる実験設備を見学することができ、研究内容についての理解を深めるとともに,将来へのイメージを膨らませることができました。
2日間を通して,大変密度の濃い研修となりました。これからの課題研究活動などに活かすとともに,将来的に大学院への進学や研究者・技術者を目指すきっかけとなることを期待しています。参加生徒全員がグループで作成する研修レポートは,学校祭2日目の文化祭で展示予定です。





