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校長あいさつ
福井県立高志中学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
本校は、福井県立高志高等学校との併設型中高一貫校として平成27年(2015年)4月に開校した、県内唯一の県立中学校です。この春、第5期生が高志高等学校を卒業したばかりで、歴史や伝統はまだこれからです。それでも、今年度の入学生は第11期生にあたり、「本校の新しい10年が始まった」という話を生徒たちにしたばかりです。これまでの取組みを改善・発展させ、生徒の資質・能力を伸ばすとともに、「生徒の笑顔が輝く学校」を目指したいと考えています。
高志中学校の特徴として、主なものをいくつか挙げます。
まず、学習面では、7限授業の実施等により、他の中学校3年間と比べて約350時間多く授業を行っていること、高志高校までの6年間を見通した方針が立てられることを生かしたカリキュラムとなっています。例として、数学や理科における高校1年次の科目の先行履修、「英語表現基礎」でのコミュニケーションを重視した外国人の教員による授業、3年次の「論文基礎」での卒業論文の作成などが挙げられます。更に、「高志学」という探究的な活動を行う授業を各学年に設け、ふるさと福井について学ぶとともに、様々な体験活動やプログラムに取り組むことで、思考力・判断力・表現力等を養い、新しい時代を拓く人材に育つことを企図しています。
次に、学校行事等では、高校生も含めた6学年が一緒に活動することを通して、主体的・積極的に活動する姿勢を先輩から学ぶとともに、後輩を援助することも経験し、人間的な成長もはかっています。県内各地から生徒が集まる学校のため、異なる価値観に触れる機会も多く、これも生徒たちの視野を広げることに役立っています。
とても全部は挙げられませんが、生徒たちには、中学校の3年間、様々な経験をすることで、この不確実な時代を生き抜ける力を身につけてほしいと願っています。私たち教職員は、それぞれの生徒の良いところを伸ばしながら、生徒たちが互いを認め合い、協力し合いながら成長できるよう、支援に努めてまいります。
校長 朝倉 智子