福井大学教育学部附属義務教育学校との交流会を実施しました。

6月4日(火)、福井大学附属義務教育学校9年生(中学校3年生)との交流会を実施しました。
高志中学校3年生は、これまでの高志学における福異人研修などの探究の歩みと卒業論文への展望を、福大附属義務教育学校は、総合的な学習の時間である学年プロジェクトにおける「職業」についての探究の歩みを、それぞれ少人数グループで発表し意見交換を行いました。
その後、「これからの福井」について、「職業と人工知能(AI)」や「少子高齢化」などのテーマに基づき、その解決策を話し合いました。生徒からは、「将来、人工知能が多くの仕事を代替するようになるので、人間らしいコミュニケーション能力を身に付けることが必要」、「農林水産業や伝統工業など、福井の魅力を県内外や外国人に向けて発信していくことが重要」などの意見が出ていました。

以下は生徒の感想です。
・附属中学校の皆さんは『働く』というテーマで研究を行い深い考察がされていたので、発表を聞いていて面白かった。全体討論では、それぞれの考え方を交流できたのでよかった。
・3年間の高志学の内容をまとめることは難しかったが、本番では落ち着いて話をすることができた。無意識でもこれまでの(探究活動や発表の経験)の積み重ねがちゃんとあることを実感できた。

このように附属中学校の生徒との実践交流を通じて、異なる意見や考え方から大きな刺激を受けるとともに、自分の探究活動の歩みを再認識し、今後の探究活動に向けての課題や展望について考える契機となりました。