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SSH講演会を開催しました。

9月9日(木)に、新潟大学の野口里奈先生を講師にお招きし、「福井を飛び出て見た世界 ― 火星、リュウグウ、南極 ―」のテーマでSSH講演会を開催しました。高校生・中学生の全学年を対象とし、オンラインで実施しました。

野口先生は、高志高校のOGで、大学では惑星火山学を専門に研究されています。2018年4月からJAXA宇宙科学研究所の研究開発員として、小惑星探査機「はやぶさ2」のプロジェクトチームにも携わられ、小惑星リュウグウの試料が入ったカプセルの探索・回収の任務を担われました。

講演では、火星と火山の研究をはじめたきっかけや、火星表面に見られる“ルートレスコーン”という地形など、ご自身の研究を中高生にもわかりやすく説明していただきました。

また、「はやぶさ2」プロジェクトチームでの苦労話や、11月から参加される南極地域観測隊での研究など、研究の大変さや奥深さ、一途に研究をすることの大切さが伝わる講演でした。

質疑応答では、宇宙への関心の高さを感じられる質問や、野口先生の研究内容をさらに知りたいといった質問が出されました。今回の講演会を通じて、生徒たちは、科学への興味や、課題研究に対する意識をさらに高めることができました。

 

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