本校は、平成26~30年度に文部科学省の「スーパーグローバルハイスクール」(SGH)に指定され、研究開発を行いました。
この事業は、「急速にグローバル化が加速する現状を踏まえ,社会問題に対する関心と深い教養に加え、コミュニケーション能力、問題解決力等の国際的素養を身に付け、将来、国際的に活躍できるグローバル・リーダーを高等学校段階から育成する」(文部科学省資料より)ものです。
研究指定の成果を生かして、令和3年度から「SGHネットワーク」に参加し(県内では本校のみ)、「グローバルな視野で新しい分野に挑戦し、地域社会にイノベーションを起こす人材の育成」を目指して、課題研究や校外研修等に取り組んだり、フォーラムやコンテストに参加したりするなど、様々な取組を行っていきます。
スーパーグローバルハイスクール(SGH)ネットワーク参加校について:文部科学省
WWL・SGH×探究甲子園に参加しました。
3月19日(土)、関西学院大学と大阪教育大学が主催する「WWL・SGH×探究甲子園」(文部科学省WWLコンソーシアム構築支援事業)に本校2年生4名がオンラインで参加しました。
探究活動プレゼンテーション部門に出場し、『福井県の消費応援キャンペーンアプリ「ふく割」を活用したプラスチック削減の方法』をテーマに発表を行いました。プラスチックゴミの削減というグローバルな課題を解決すべく、福井県庁や地元の商店・企業への聞き取り調査をもとに、「ふく割」のポイント制度に着目したプラスチック使用量の削減案を提案しました。
大学の教員および他の参加校の高校生と交流し、探究活動について深く考える貴重な経験をすることができました。
グローバル講演会を開催しました。
9月10日(金)に、環境活動家の露木志奈先生をお招きし、グローバル講演会を開催しました。1年生および希望する中学生を対象とし、オンラインで実施しました。
露木先生は、「世界一エコな学校」と言われるインドネシアの「Green School Bali」で3年間学び、慶應義塾大学に進まれました。現在は大学を休学し、気候変動についての講演会を全国の中学生、高校生に行う活動や、COP24(気候変動枠組条約締約国会議)、COP25への参加などを通し、気候変動対策について精力的に活動しています。
講演では、環境活動家に取り組むようになった経緯や、国際会議で環境活動家グレタ・トゥンベリさんと出会いなどの体験談をはじめ、気候変動による世界の現状をわかりやすく説明していただきました。
また、気候変動を止めるためには、個人の意識変化が欠かせないこと、具体的な行動を取るために“大人になるまで待たなくてもいい”というメッセージを伝えてくださいました。
質疑応答では、環境問題に関する内容だけではなく、「メッセージの伝え方を教えてほしい」といった質問にも答えていただくなど、生徒のこれからの生き方に影響を与える講演でした。
令和2年度アジアユースリーダーズに参加しました。
令和2年12月17日(木)~19日(土)、公益財団法人「イオンワンパーセントクラブ」が主催する「アジアユースリーダーズ」(文部科学省後援)に本校1年生3名が参加しました。日本を含むアジア9か国の高校生72人は、新型コロナウィルス禍における経済・教育面での国際協力の在り方について、国際大学・伊丹敬之学長、東京大学大学院教育学研究科・北村友人准教授、株式会社マザーハウス・山崎大祐副社長からオンラインで講義を受けました。その後、少人数グループに分かれて意見を交換し合い、チーム内で独自の解決策をまとめ、プレゼンテーションを行いました。英語漬けの3日間を終え、生徒たちは「国や文化が違っても共通点をたくさん発見し、世界を身近に感じました。国境を超えて世界の課題にのぞむ大切さを痛感しました。」と話していました。この様子は毎日フォーラムで伝えられ、取材を受けた本校生徒の言葉も掲載されました。
平成30年度SGH研究開発実施報告書(第5年次)について
平成30年度SGH研究開発実施報告書を公開いたしました。詳細は以下で御覧下さい。
「平成30年度第3回グローバル講演会」を実施しました。
平成31年3月14日(木)に白﨑里奈氏(One Young World公式アンバサダー)をお招きして,グローバルミニ講演会を実施しました。詳細はここで御覧ください。