平成23年度 第2学年修学旅行

 

 平成23年10月18日(火)〜10月21日(金)まで2年生378名、教職員22名の合わせて400名で沖縄にいってきました。18日の6時には福井駅を出発し、福井駅帰着は21日の20時過ぎでした。

 

【1日目】

【日程】出発・首里城・平和講話

 6:00 福井駅発

 9:30 伊丹空港着

10:55 伊丹空港発(ANA105便)

13:00 沖縄着

14:20 首里城

16:10 ホテル着(パシフィックホテル沖縄)

17:30 夕食

19:30 平和講話(講師:長田勝男)

 

 

 

 

 

那覇空港にて

 

 1日目は朝6時には福井を出発という日程にも関わらず、定刻前に全員が集合し無事出発をすることができました。途中2回の休憩をはさみ、予定通り伊丹空港に到着。その後飛行機にて沖縄に到着しました。沖縄では思っていたほどの暑さではなく、過ごしやすい気温でした。

 那覇空港からは全員で首里城に向かい、沖縄の歴史の一部に触れてきました。クラスごとの写真もこの首里城で撮影しました。

 そしてホテルに移動して夕食。沖縄の食事は初めてという生徒も多かったのではないでしょうか。ゆっくり食事をした後に、平和講話があり、この日の日程は無事終了しました。

 

首里城前にて

 

・平和講話について

 講師の長田勝男(ながたかつお)さんが体験された沖縄での戦争での話を聞きました。初めて聞く実際の戦争時の話に生徒は皆、熱心に耳を傾けていました。

 

 

平和講話および平和学習(2日目)の感想より

(生徒A)

 この2日間の平和学習を通して、いかに私たちが今幸せな環境にいるのかを考えることができました。食べ物が豊富で、布団もあり、衣服もあり、何の不自由もなく生きていること、その当たり前が幸せなのだと心から思いました。特別じゃなくてもいい、当たり前でいいんだと。

 私は今まで戦争のドラマや本を幾度と見てきました。そのたびに「かわいそうだな...。」と涙が止まりませんでした。しかし、平和講話や糸数壕では、一切涙が出ませんでした。涙を越える以上の衝撃が私に重くのしかかりました。沖縄の地上戦で、最後の敵は米軍ではなく自分。自分が自分でなくなることの恐さ。人間の心までを奪い去っていく戦争。なぜ戦争をしなくてはならなかったのか。戦争から得たものは何もない。ただ奪っていくだけのものだったはずです。

 そして、糸数壕から出たとき、私がいつも嫌っている日光がとても愛おしいものに感じました。壕の中では何一つ光もない所で生活し、最悪死んでいく。どれだけ不安でいたのかを思うと心が苦しくなりました。また、ひめゆり資料館でみたカラフルな花々がとてもきれいで、涙が出そうになりました。色があることは素晴らしいと思いました。戦争中は黒こげの風景ばかりが印象的です。光と色は平和の証。それがこの平和学習を通して感じたことです。

 

(生徒B)

 この平和学習を通じて、戦争の悲惨さを身にしみて感じました。戦争は多大な犠牲を払うだけで、勝とうが負けようが、どこかで誰かが犠牲になるだけだと思います。戦争をすると軍事費用がかかり、人々の生活が苦しくなったり、子どもまでもが戦争のために動員されたりと、戦争がひきおこす影響は、かなりのものだと思います。「戦争は、人間が鬼になる」と長田勝男さんが平和講話でおっしゃっていたけれど、資料館などを見てみると、まさにその通りだと思いました。

 実際にガマを見学してみると、中は真っ暗で、天井からのしずくで、足場の悪いところがさらにすべりやすくなっていて、当時は本当に悪条件の中、身を潜めていたんだなと思いました。バスの中で見たビデオで言っていた「アメリカ人も私たちと同じ人間なんですよ。だから人間は殺せないんですよ。」は、確かにそうかもしれません。誰も人を殺したくて殺す人はいないと思います。やはり、戦争が人間を鬼に変えてしまったのだと思います。

 戦争は自然発生するのもではなく、人間が起こすもので、戦争を起こさないのも人間です。今回の体験は、社会の教科書に書かれていたものとは程遠く、すさまじいものだと思いました。今日でも、世界各国で紛争や戦争が行われています。未来の世界でも、過去にあったような悲惨な事件が今後二度と行われないように、今回の体験を通じて感じたことを次の世代に伝えて、戦争の犠牲者が出なくなってほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

(生徒C)

 今回の修学旅行の1日目の「平和講話」、2日目の平和記念公園、糸数壕、ひめゆりの塔の平和研修訪問では私は戦争の本当のおそろしさや苦しみを知った気がします。

 1日目の平和講話では講師の長田勝男先生の沖縄戦をお話してくださいました。「お話中に話の内容をメモして、その日のうちに内容をまとめておけば楽だな」なんて簡単に考えていた私はとても大きな衝撃を受けました。今の沖縄の豊かで、平和で、のどかで、おおらかな様子からは想像することもできませんでした。長田先生の口から語られる照明弾の様子、弾が飛ぶ音、どれも想像できない音でした。口では言い表せないと先生もおっしゃっていて、とてもくやしそうだったことが印象に残っています。「戦争で人は鬼になる」この言葉を私は一生忘れないです。生きている限り自分の子どもに、孫に、友人に、両親に、多くの人に私の聞いた話を伝えたいと思います。

 2日目の平和研修では、沖縄戦の傷跡をたくさん見ました。平和記念公園ではあまりに多くの名前が石碑に刻まれているのにも背筋がゾッとしたし、糸数壕の中のごつごつした岩に百人以上の人々が苦しみ、飢えながら生活していたこと、また、1日目の長田先生の壕のお話の内容を思い出してとてもとても苦しくなりました。特に、皆に見捨てられ命を捨てられた人たちを中に入れる絶望の間(病棟)の暗闇は、あまりの光のなさに涙が落ちました。

 私と同じ年齢の同じように夢を持っていた子たちが亡くなられたことを無駄にしないように自分の今回感じた思いを大切にしたいです。

【2日目】

 2日目は1日目の平和講話に続き、糸数壕、ひめゆりの塔/記念資料館、平和祈念公園の3箇所をクラス別に見学しました。また、お昼はひめゆり会館にてタコライスと沖縄そばを食べました。それから、それぞれのクラスで計画を立てた場所に行き、各クラスごとに素晴らしい思い出を作ってきたようです。

 その後、クラスごとに次の宿泊先であるホテルに移動し、全員で夕食を食べました。

 

 

平和祈念公園(福井の塔)

 

 

【日程】クラス別平和学習

(全クラス) 糸数壕、ひめゆりの塔、平和祈念公園

(クラス独自)

・琉球ガラス村、アメリカンビレッジ(1組)

・おきなわワールド(2組、5組、6組、8組)

・むら咲きむら(3組、4組、9組、10組)

・御菓子御殿(4組)

・ブセナ海中公園(7組)

 

 

ホテルにて食事

【3日目】

【日程】マリンスポーツ・タクシー研修

 ・(AM)マリンスポーツ+(PM)タクシー研修

 ・(1日)タクシー研修

  ※どちらの日程かは生徒が選択

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かりゆしビーチ

 

 

 

 3日目はマリンスポーツとタクシー研修でした。この日の気温は30℃までになって、マリンスポーツには絶好の天候となりました。マリンスポーツを希望した生徒は午前中にグループごとに分かれて「ドラゴンボート」と「シュノーケリング」を楽しんでいました。福井ではなかなか体験することができないこともあって、貴重な経験になったようです。また、3〜4名で班をつくって行ったタクシー研修では美ら海水族館や名護パイナップル園、OKINAWAフルーツランドなど各班で決めたコースをタクシーに乗って見学に行きました。皆、思い思いの沖縄が満喫できたようです。

 

美ら海水族館から見える景色

 

【4日目】

 いよいよ沖縄最終日の4日目。この日は国際通りで約2時間半の自由行動でした。沖縄最後の観光としてお土産を買っている生徒の姿が多数見られました。バスのガイドさんと仲良くなり、お勧めのお土産を教えてもらった生徒もいたようです。

 そして各々最後の沖縄を楽しんでから、全員で予定通り那覇空港を出発し、全員が無事福井に帰ってくることができました。

 

 

【日程】国際通り散策・帰福

 8:30 ホテル発

 9:30 国際通り・牧志公設市場着

12:30 那覇空港着

13:55 那覇空港発

15:50 伊丹空港着

20:00 福井駅東口着

  

 

那覇空港にて