第68回福井県立高志高等学校卒業証書授与式が挙行されました。
3月3日、柔らかな春の兆しの中、福井県教育委員清川肇様、PTA会長福田竜一様をはじめとして多数の来賓の方にご臨席を賜り、第68回福井県立高志高等学校卒業証書授与式が挙行されました。
清川校長は式辞の中で、「人工知能AIの進化により、今後20年のうちに半数以上の職業が自動化されると予測されています。既存の知識がどんどんぬりかえられていくこれからの時代は、ただ知識をもっているだけでは通用しません。その知識を使いこなし、試行錯誤しながら課題を解決していく力が求められます。当事者意識をもって社会変化に対応できる思考力・判断力が重視される時代です。このような時代だからこそ、矜持をもち、困難を厭わず困難を乗り越え、励みとなる自己を磨いてほしい。また、校訓「克己・創造・敬愛」のもと学んだ3年間を胸に、世のため人のためを忘れずこれからの人生を歩んでほしい。」と卒業生を励ましました。
卒業生を代表して、高島里奈さんは答辞の中で、「これからの長い道のりの中で,挫折や困難を何度も経験することになると思いますが,高志高校の校訓である「克己・創造・敬愛」を胸に刻み,感謝の気持ちをもって常に挑戦していきたい。」と決意を示しました。
理数科38名、普通科300名、合計338名の卒業生が、それぞれの夢の実現に向けて、3年間を過ごした学舎を旅立ちました。