燃料電池バスSORAに試乗しました

9月27日(木)、燃料電池バスSORAが本校にやって来て、試乗会を開催し、サイエンス部の部員など36名の生徒が次世代のモビリティシステムを体感しました。試乗に先立ち、開発に携わったトヨタ自動車の三谷和久氏による「地球温暖化と水素エネルギーの利活用」についての講義では、地球温暖化が深刻化していることや持続可能な社会をつくるために温室効果ガスを排出しない水素エネルギーの利活用が有効であることを学びました。

その後、学校の周辺、およそ2キロの道のりで燃料電池バスに試乗しました。生徒からは、「すごく静かで、走り出しも滑らかなことにびっくりした。こんなバスが普通に乗れるようになったらうれしい。」「地球温暖化が深刻化している今、ほぼ無限に存在し、軽くて、貯められ、運べる水素を活用する社会をつくることが大切だと思った。」などの感想がありました。今回の貴重な体験により、地球環境についての考えを深め、持続可能な社会をつくることの重要性を感じることができたようです。

今回の企画は、水素エネルギーの活用について県民理解の促進を図る県事業の一環として行いました。

 

水素エネルギー講義・燃料電池バス試乗会の様子