スーパーティーチャーによる土曜特別授業が行われました。

9月8日(土)にスーパーティーチャーをお招きして、中学2年生対象に土曜特別授業が行われました。
今回は、元洛南中学・高校数学教諭の白潟一則先生と、金沢大学理工学域地球社会基盤学教授の森下知晃先生の
授業でした。
白潟先生は「博士の愛した数式」というテーマで、普段は特に意識せずに使っている「0」や「π」、「-1」、
さらには60進法などについて、古代中国やギリシャのエピソードを入れながら、ユニークな語り口で授業を
していただきました。生徒からは、「普段から使っている-1、0、1という数字の美しさや大切さがわかった」
「数学に発明はない、すべて発見であるという言葉が印象的だった」などの感想が寄せられていました。
次回は数の世界をさらに拡張して、実数や虚数についても話していただく予定です。
森下先生は、「地球はなぜ特別な惑星なのか?」というテーマで、地球の内部の状態について、実際に世界各地を
調査した画像などをまじえながら説明し、また「今より地球が小さかったらどうなっていたか」、「海、大陸、生命、
プレートテクトニクスはなぜ他の惑星にはなく地球のみに存在するのか」などの話を様々な資料をもとに説明して
いただきました。「地学はこんなに世の中の役に立っているんだ」「まだまだ謎だらけの地球の内部について、
人間の力で少しずつ解明されていくのはとても楽しいことだ」などと生徒は感じており、地学に対する興味・
関心が以前にも増したようでした。